コンサルタントコラム 2022/5/19

地域客数3番店は今後3ヶ月でどう動くべきか

リーダー  瀧華 啓貴

今年のゴールデンウイーク商戦はパチンコが昨年よりアップ、スロットが昨年よりダウンと事前に想定していた通り進んだところが多かったはずです。
CR機、5号機の撤去後の数字を追うと、スロットは3月の数字がいったん底になっています。
大きく見れば、パチンコを伸ばして、スロットをなんとか維持するというのは方針としてあっています。
今回はそのような背景の中、特に地域客数3番店が今後3ヶ月~半年でどう動いていくべきか書かせていただきます。

本当にパチンコ強化なのか?

※地域客数3番店≒4Pアウト7,000~8,000発想定で書かせていただきます。
確かに全国データや、客数データを見ていても、パチンコが良いのは間違いありません。
ただ中身としては、エヴァ・ユニコーン・リゼロが牽引していて、そこの台数・稼働率次第で業績も左右されます。
現段階ですでにある程度台数を確保できている地域客数1・2番店であれば、お盆商戦も業績は安定した数字が見込めます。
台数はあるけどアウト・稼働率が伸びきらない3番店であれば、4Pアウト10,000発水準に乗せるにはエヴァ・ユニコーン・リゼロを強化していくのがまず最優先です。

一番頭を抱えているのは台数もなければ、アウト・稼働率も悪くないパターンです。
再販もなかなか見込めず、中古で買うのはさすがに・・となるのでいったん頭打ちに感じるところもあるはずです。
じゃあ7,8月の最新台で勝負にでて客数アップを目指そうにも、そもそも導入台数が少ない・争奪戦が激しすぎるといった様々な壁にぶつかります。

スロットの展望

スロットが良ければパチンコが悪く、スロットが悪ければパチンコが良いというのは当たり前で、地域客数1・2番店だとパチンコ>スロットの状況の方が儲かりやすいはずです。
で整理しておくべきは、「 スロットが良い 」=「 粗利が増える 」ではなく、長期で稼働する台が多いから「 機械代が下がる 」→利益が増えるの構造です。

6月以降は6.5号機が登場します。MYやコイン単価から見れば、改善されますし現行のAT機より悪くなることはないです。
ユーザーから見ても設定1でも戦える台は増えるはずです。

パチンコが買えないからこそ、6.5号機に切り替わるスロットに注力しようとしているお店もあります。
選択肢としてありだと考えています。ただ注意店が2つあります。

①買うからには中・長期稼働を見込む
前述したとおり、本質的には機械代を下げれて儲かるのがスロットです。
代表格がジャグラーや沖ドキで、さすがに6年間は見込めなくても3~6ヶ月は店平均以上のアウトを作り出さないと活躍したとは言えないです。
それを加味すると、設定1・2だけで営業し続けるのも無理がありますし、設定を使うのに見合う台を選定していく必要があります。

②いまの課題はスロットはたいして出ないんでしょっていう雰囲気
6号機が登場してからの約4年で貼られたレッテルとして、「 デキレ感 」「 爆発力のなさ 」が挙げられます。
6.5号機で仕掛けるときに絶対やってはいけないのが、犬夜叉・鉄拳いっぱい入りました!みたいな機種推しです。
まず根本的に解決しないといけないのが、2,400枚ではい終わりじゃなくなったこと。パチンコとも見劣りしない出玉感が復活したこと。です。
最優先で伝えるべきメッセージと、伝え方の精査が必要になってきます。

今回のセミナーでは地域客数3番店に特化して、今後の展望と取るべき方針をお伝えさせていただきます。
皆様のご参加お待ちしております。

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担当者
リーダー
瀧華 啓貴

スロットの業績アップに特化したコンサルタント。学生時代は週に5日間遊技。現行300機種のスペック・演出知識は船井総研トップクラス。超・ユーザー視点からの3ヶ月で業績アップスタイルが経営者から支持されている。バラエティ・ジャグラーを軸とした即時稼働アップ、LINE・SNSを使った広範囲に向けた集客が武器。