コンサルタントコラム 2022/7/15

タイトル:6.5号機遊技動向速報

リーダー  瀧華 啓貴

7月初週に犬夜叉・アクエリオン・(カバネリ)といった6.5号機AT機が導入され、スロット復活かと思わせるスタートをきっています。
ひと月にAT機のみで30,000台以上導入されるのも、1月以来のはずです。(番長ZEROやアラジン)
そんな中いまどのような動きが起きているのか、今回は書かせていただきます。

現状、市場客数が大きく増えるようなことにはなっていません。
言い換えると、5号機撤去以降の休眠ユーザーは戻ってきてはいません。(まだ1週間なので今後に期待しています。)

遊技されている方は大きく2パターンで、
①2月以降パチンコをメインに遊技していたユーザー
②番長ZEROをメインに遊技していたユーザー
です。

①が特徴的で、エヴァ・ユニコーン・リゼロ・ミドル最新台をメインにされていた方が遊技されているのも目立ちます。
ミドル最新台にフォーカスしていくと、7月初週は一騎当千・戦国乙女が筆頭機でした。
ただ導入台数がそこまで多くなく、だからこそスロットの最新台がこんなに動くとの声もあります。
しかし、パチンコの最新台が少ないからスロットの最新台が動くというのはこれまで見られなかった動きではあります。

パチンコの最新台が空いていない→他のパチンコ台を遊技する or 帰る だったのが
パチンコの最新台が空いていない→スロットの最新台を遊技する

の流れになっています。
日が経つにつれ、SNS等を通じて、6.5号機の出玉性能の認知が進んでいるのは間違いないです。

②に関しては想定通りでしたが、番長ZEROを主としたメイン機ユーザーも遊技しています。
ただ1機種あたりの台数が10,000台ほどしかないことを加味すると、番長ZEROの牙城を崩すことはしばらくないと予想しています。

2つまとめると、いま起きているのは店内移動です。
店内移動でダメなのかと言われると、そんなことはなくて、むしろ理想系です。

市場客数・店舗客数が同じでも、従来の機械よりユーザーも楽しめるし、お店側も粗利をいただきやすい。
もちろんパチンコもスロットも含めた市場客数の復活が理想ですが、まずは既存顧客に楽しんでもらえることが最優先です。

スロット単体で見れば、アウト・客数は同じでも売上・粗利は増えるということにもつながります。
唯一気にする必要があるのは、4円Pで15,000発以上を超えるような地域一番店クラスです。
ピーク客数1人あたりの粗利で換算してみても、4円Pの方がまだまだ高く、はりきって6.5号機AT機を導入しすぎても、粗利は減ってしまう可能性もあるので要注意です。

まだ導入直後ではありますが、年末商戦、そしてスマート遊技機に向けて、スロット中心での業績アップが現実的になってきました。

下記セミナーでは、具体的な数値をもとにユーザー動向や大量導入事例、今後のスロット新台をどう捉えるべきかお話しさせていただきます。

エヴァ・ユニコーン・リゼロが思うように導入できておらずパチンコの業績に悩んでいた店舗
5号機時代にスロット中心で業績を構築していた店舗
そしてスロット専門店

が少しでも今後のヒントになれば幸いです。
皆様のご参加お待ちしております。

 

機械戦略セミナー

担当者
リーダー
瀧華 啓貴

スロットの業績アップに特化したコンサルタント。学生時代は週に5日間遊技。現行300機種のスペック・演出知識は船井総研トップクラス。超・ユーザー視点からの3ヶ月で業績アップスタイルが経営者から支持されている。バラエティ・ジャグラーを軸とした即時稼働アップ、LINE・SNSを使った広範囲に向けた集客が武器。