コンサルタントコラム 2022/7/21

パチンコ業界の参入からも成功事例が生まれている「外食ビジネス」とは？

いつもメルガをご覧いただきありがとうございます。
船井総合研究所焼肉チームの岡本申します。

本日はパチンコ店経営者をはじめ、異業種から参入されて成功されている「焼肉ビジネス」についての魅力とポイントについてお伝えします。

なぜ、今「焼肉ビジネス」なのか。
なぜ、飲食・焼肉未経験でも「焼肉ビジネス」は成功し、高収益なのか。

本メルマガで解説させていただきます。

◆コロナの影響が比較的少なかった焼肉業界
■なぜ、焼肉未経験企業でも焼肉で成功できるのか
【セミナー開催のお知らせ】
- 《船井総研アミューズメント業績アップチャンネル》
- ◤LINE公式アカウント◢

◆コロナの影響が比較的少なかった焼肉業界

一般社団法人日本フードサービス協会が発表している数値によると、
2022年5月の最新数値はコロナ前の2019年と比較して

飲食全体の売上は95.4％、店舗数は93.0％、

焼肉業態の売上は104.1％、店舗数は101.4％

居酒屋業態の売上は52.0％、店舗数は74.0％　となっています。

飲食業界全体で2022年5月はコロナ前の2019年と比較して売上・店舗数ともに
90％以上にまで回復しています。

焼肉業態は2019年と比較し、売上・店舗数とも100％を上回っております。
一方、居酒屋業態は売上52/0%、店舗数74.0％と非常に苦戦しています。

このように、焼肉は居酒屋などの他業態と比較しても回復が早いことがわかります。

なぜ、焼肉業態は好調かと言いますと主に３つ理由があると考えております。

①「焼肉需要」の底堅さ
②換気が徹底されていることへの安心感
③500円でレモンサワー飲み放題付きなど、若者の支持を受ける新業態の出現

①についてですが、シンプルに「焼肉の需要・人気が年々高まっている」ことが挙げられます。
飲食店を検索する際に多くの方が使用されている「ホットペッパーグルメ」において、
検索キーワードランキングで常に上位に「焼肉」が入っています。
検索数が上位ということはすなわち、「検索してでも行きたい店（業態）」ということであり、
「焼肉」は非常に目的来店性が高いといえます。

コロナにより、外食の数を控えた方がほとんどだと思いますが、「たまには外食にいこう」というときに
「どうせ外食するなら“焼肉に行きたい”」と考える方が非常に多いということです。

②についてですが、焼肉は基本的にすべてのテーブルに換気扇（ダクト）がついていて
煙を常に吸っていて換気が良く、感染リスクが低いと思われていることも来店動機の1つになっています。
やはり、まだ外食する際の感染症対策がどこまで行われているかを気にされる方は多くいます。
その点、焼肉業態はもともと全てのテーブルやカウンターに換気扇がついているので、安心して食事ができると考え、来店につながっています。

■なぜ、焼肉未経験企業でも焼肉で成功できるのか

焼肉や飲食事業が全くの未経験でも、焼肉事業で成功できる理由は
「調理・オペレーションがシンプル」な点が最大の理由です。

焼肉は調理をお客様自身がテーブルの焼き台（ロースター）で行います。
店舗側は肉をカットしてタレで揉みこんで提供すれば商品として成立するので、
炒める・揚げる・煮るといった調理をしないことにより味のブレなどが無く、比較的容易に商品提供が可能です。
調理側は肉の鮮度管理とタレの味の調整、提供スピードにさえ気を付けていれば基本的に問題なく営業できます。

もちろん、ただ肉を切ってタレをかけて提供すればいいというものではありませんが、
他の飲食店（寿司や焼き鳥や居酒屋など）と比較しても圧倒的にシンプルな調理工程であると言えます。

外食事業は全くの未経験から、月商1400万円を超える焼肉店を経営するにいたった株式会社トーテム旭川様をゲスト講師にお呼びした焼肉業態新規参入セミナーでは、
異業種企業からでも、焼肉事業で成功・成長できた実体験をお話しいただきます。

【セミナー開催のお知らせ】

本日ご紹介した、「異業種参入向け焼肉ビジネス」についてゲスト講師を招いて徹底解説する「焼肉ビジネス異業種参入セミナー」を下記日程にて開催いたします。

焼肉ビジネス異業種参入セミナー
セミナーの詳細・申し込みはこちら

メルマガでお伝えしましたこと以外の成功ポイントを、今回は北海道旭川市で、小型の大衆焼肉業態と郊外で大箱の焼肉業態を展開し、月商1,400万円を達成した「トーテム旭川」様をゲスト講師に迎えて、セミナーを開催させていただきます。