コンサルタントコラム 2022/9/1

6.5号機が少台数導入でも、業績アップできているホールの特徴とは?

シニアコンサルタント  徳村 英志

皆様こんにちは。船井総研の徳村です。

 

はじめに

皆様のホールの、8月の結果は、今年の1月対比で、
「 日売、日粗ともに105%~110%以上 」の結果になりましたでしょうか?

8月の業績の分岐点は、やはり「 20円スロットの業績をどこまで上げられたか? 」です。

特に、好調なホールの20円スロットの日売・日粗は、1月対比でも、110%~115%以上になっています。

犬夜叉、アクエリオン、カバネリ、鉄拳、鬼武者、政宗の6機種は、ほぼどのホールも導入されたのではないでしょうか?

しかしながら、上記の機種合計が20円スロット部門台数の5%前後と、少台数設置にもかかわらず、ホール全体として、業績アップに反映させられているホールの特徴とは何だったのでしょうか?

 

皆様のホールの「 20円スロット部門と4円パチンコ部門の両方を遊技するユーザーは何人いますか? 」

6.5号機をホール全体の業績アップに反映させることができてる理由は、
「 自店の4円パチンコ部門ユーザーが、自店の6.5号機を遊技する頻度、金額を増やし続けられているから 」です。

さらに付け加えると、上記のようなユーザーを、7月よりも8月に1.7倍以上、創出できたホールが、業績アップに繋がっています。

そういったホールは、直近で言うと、4円パチンコを遊技していたユーザーが、20円スロットに移行してる中で、
「 平日朝からの来店頻度アップ 」「 企画日の友人との来店頻度アップ 」に繋がり、月間での総客数の増加にも繋がっています。

で、これらの現象が起こるということは、ますます「 店舗間移動 」が活発化しますし、激戦区では店舗のポジションの逆転も始まっています。

つまり「 競合ホールからの集客 」という視点での業績アップに、いかに早く着手できるか?の重要性が高まってきています。

しなしながら、6.5号機においても、

1機種で、20円スロット台数の5%以上設置、現状の「 番長ZEROよりも設置できるか? 」というと難易度は高いです。

さらに、今から「 100万円以上はする犬夜叉を中古購入すべきか? 」と言うと、
現状、4円パチンコ部門と20円スロットのユーザー回遊数が低い地域3番店クラスのホールにおいては、ほぼ成果は見込めない可能性が高いです。

言い変えれば6.5号機における現状は「 最初から適正台数の購入 」が理想となります。

が、その適正台数での購入権利が有る無しは、致し方ない部分があるにせよ、
「 適正台数そのものを、提案できる・していた決裁者がどれだけ存在 」したでしょうか?

9月6日(火)より、初開催させていただく「 地域3番店 月粗利+1700万円、月利益+1900万セミナー 」にて、メインで取り上げさせていただく事例においても、やはり初期の業績アップの起点は「 20円スロット部門 」でした。

やはり、スロット部門での活性化が、ホール全体の業績アップの起点になるケースの方が圧倒的に多いです。

逆に言うと「 4円パチンコ部門だけ 」で業績アップに成功しているホールは皆無とも言えます。

そして、今のこの流れは、スマート遊技機時代に先陣を切るであろう、スマスロ時代にもつながっていきます。

ただし、大切なことは、6.5号機をどう使うか?スマスロをどう使うか?ではなく、
このタイミング、トレンド、ポジション、市場において、
どのように「 業績アップができるストーリー・シナリオが組めるか?実行できるか? 」のはずです。

「 地域3番店 月粗利+1700万円、月利益+1900万セミナー 」では、
特に『6.5号機を導入したがほぼ業績の変化は無し』『4円パチンコと20円スロット台数がほぼ同じ』『今年は自社のB級ホールに投資・業績アップをさせたい』といったような、地域3番店向けに、向こう6ヶ月~1年は結果が出せる営業方針・戦略をお伝えさせていただきます。

 

地域3番店 月粗利+1700万円、月利益+1900万セミナー

担当者
シニアコンサルタント
徳村 英志

特に「 5~15店舗 」クラスの店舗ごとの市場・競合環境、台数別に応じた、その「 お店のポテンシャルを最大化させる増客増粗ストーリー 」を最短最速で達成できる戦略策定を得意としており、その戦略実行による結果を通じて「 店長クラスの営業スキル(計画力・実行力)の向上を伴った人財育成 」を達成させる営業支援を得意としている。