コンサルタントコラム 2022/10/13

今予算を集中させるべきは紙販促?デジタル販促?

シニアコンサルタント  中井 将司

皆様こんにちは。
船井総研の中井です。

待望のスマスロ導入が来月に迫ってきておりますが、そこでの集客最大化に向けた準備の進み具合はいかがでしょうか?
本日はお客様からよくご質問いただくスマスロ導入に向けた販促の考え方についてお話しできればと思います。

今取り組んでいるチラシ販促に効果はあるのか?

具体的に販促費の考え方についての質問としてよくいただくのが、どの販促手法に投資を集中させるべきか?といった内容です。今メルマガをお読みの皆様の中にも紙販促に集中すべきか?もしくはWeb広告、SMSなどを中心としたデジタル販促に投資を集中すべきか?と悩まれている方も多いかと思います。
集客数アップに成功している企業の事例ベースでお答えさせていただくと、結論としては紙販促を削減しデジタル販促への投資を集中いただくことを推奨させていただいております。

元々私のご支援先でも過去はチラシを使っての集客を行っている法人が多数いらっしゃいました。ただチラシの問題として①集客をできているかが分析できない、②常にチラシを使っていることから今の集客数がチラシによるものだと錯覚しやすい、という二点が挙げられます。
特に高稼働店でありながら恒常的にチラシを行っている法人ほど、今の集客数をチラシによるものだと錯覚しやすい傾向があります。ただよくあるケースとしていざチラシをやめても集客数が落ちない、実際はチラシを見て足を運んでいる客数はほぼ皆無だったというケースが散見されます。そもそもの新聞購読数が若年層中心に低下している状況下ではチラシに投資していても効果として出ていない可能性が高いのです。もちろん海を中心としたシニア向け機種の導入時にはチラシは必須です。

実際に私のご支援先では紙販促を削減し、その分をデジタル販促に回すことで今後の業績アップのカギとなる若年層集客に成功し、トータルでの客数アップに成功しております。なぜデジタル販促へ投資を集中させるべきか?の背景として下記のポイントが挙げられます。下記のポイントは業績アップに向けて必要な観点ですが、それを達成するには紙販促では不可能になります。
①2次商圏からの集客
⇒コロナと5号機撤去での客数減少後は今までと同じ1次商圏で戦っても客数の上限は限られているため、広域からの集客が必須となります。
②若年層特化の集客
⇒こちらについては皆様の店舗でも計k連いただいたかと思いますが、コロナ以降海を遊技していたようなシニア客が減少し、その後もまだ戻り切っていない状況です。そして今後もコロナ前水準に戻るかといえば怪しいというのが皆様の見解かと思います。そういった状況下で好調なご支援先の共通点として海減台・若年層集客が挙げられます。

上記のポイントを達成するにあたって、デジタル販促(いわゆるWeb広告やSMS)を活用すれば二次商圏に広告を配信しても紙販促の10%以下のコストで実施でき、またスロット検索が多いアクティブな若年層ユーザーにピンポイントで販促を送ることができるのです。

具体的に取り組むべき販促施策

では具体的にどの販促手法に取り組むべきか?をご紹介いたします。
結論としては①SMSと②Web広告の二点があります。ただこの二点を挙げた際に、自社ではすでに二点とも取り組んでいるという声をいただきますが、取り組まれている法人の90%以上はただ取り組んでいるだけで成果にはつながっていないというケースが散見されるのです。SMSとWeb広告はただ取り組むだけでは集客に繋がりません。もし今取り組まれていて、集客数が上がっている、顧客の来店回数が増えていなければその時点で失敗している可能性は高くなります。
本日のメルマガではSMSについてお話しさせていただきます。

なぜ今SMSなのか?をはじめにお話しさせていただきます。それはスマスロ導入というタイミングが5号機撤去・コロナに離反したスロット客を復活させることができる絶好のチャンスになるためです。私の支援先では6.5号機実績機(犬夜叉やカバネリなど)の導入時にもSMSを活用することで、過去に離反した会員客を復活させることに成功しています。
そのポイントとして①配信時のセグメント設計②顧客別LPが付帯したSMS配信であることン二点があります。特に今単なる文章だけのSMSを送っている場合には集客に失敗している可能性が格段に上がります。
詳細についてはメルマガでは割愛いたしますが、もし上記二点に取り組めていない場合は、そこを改善することで集客成果が大きく変わる可能性がございます。

最後に

今回なぜデジタル販促に投資すべきか?の背景とSMSについて一部をお話しさせていただきました。詳細についてはセミナーで成功事例や細かいルール化などをお話しできればと思っております。デジタル販促の活用の仕方など課題をお持ちの企業様にとっては有用なものになるかと思いますので、ご興味をお持ちの方はぜひご確認いただければと思います。

脱紙販促×デジタル販促セミナー

担当者
シニアコンサルタント
中井 将司

大学を卒業後、船井総合研究所へ入社。 入社後はアミューズメント業界、製造業の支援に従事。 現在はアミューズメント支援部にてバラエティを基軸としたスロットの業績アップ支援やWEBを活用した集客支援など幅広く取り組んでいる。