Web集客に広告代理店はいらない⁉❷

船井総合研究所の中井です。
いつも業績UP！船井流パチンコ情報をお読みいただきましてありがとうございます。

本日は『Web集客に広告代理店はいらない⁉』の第二回として、専任人財抜擢時に失敗しないためのポイントをお話し致します。成果の出るWeb集客に取り組みたい、自社でもWeb集客の内製化を行いたい、といった企業様には有用な内容かと思いますのでお読みいただけますと幸いです。

内製化にプロ人財は不要⁉

　先日の第一回ではWeb専任人財を抜擢した事例企業のお話をいたしました。紹介しました10店舗法人ではWeb集客専任人財の抜擢により故国代理店依頼時の約半分のコストで集客数アップに成功いたしました。そして、これはこの企業のみが成功したというわけではなく、私が関わっております他企業においても専任人財を抜擢し、コスト削減かつ集客数アップに成功しております。
ただこの話をした際に、多くご質問いただくのが「どういった人材を抜擢すべきか？」「外部から元広告代理店の中途採用をしなければいけないのか？」といった質問をいただきます。専任人財という言葉を聞いた際に想像しやすいのが「すでにWebマーケティングの知識を保有しているスペシャリストを外部から採用する」といったイメージを持ちやすいのですが、その答えはNoです。
実際に私が関わっている企業では外部からの採用ではなく、自社内のスタッフを抜擢し、内製化に成功しているのです。もちろんただ抜擢すれば成功するというわけではありません。抜擢後正しいWebマーケティングの知識を学び、実務的なスキルを身に着けていくことが必須になります。また誰でも抜擢すれば成功するというわけでもなく、Web専任者として成功する方には一定の共通点はもちろん存在します。
ここで重要なのは元から知識を持っているスペシャリストを採用するわけではないということです。実際に本メルマガで紹介しました事例企業においては、中途採用ではなくもともと店舗で接客などに携わっていた一般スタッフを抜擢し、そこから育成したことで成功しております。これらは他法人でも共通しており、弊社のクライアントで内製化を行った法人はすべて自社スタッフからの抜擢で成功しています。
結論として、皆様に認識いただいたことは「抜擢時にWebマーケティングの知識は必要ないこと」と「抜擢後の知識の習得次第で内製化は成功すること」です。もちろん前述した通り、成功する専任人財には共通点があります。逆に言えばその共通点に当てはまっている方であれば、その後のスキルの習得次第で内製化は可能になります。

成功企業に共通する抜擢の基準

　では具体的に成功している専任人財の共通点として何が挙げられるかをこれからお話しできればと思います。

成功企業では具体的にこれらの観点から人財の抜擢を進めています
①Webリテラシー・Webの知識
②営業戦略の把握力
③スロット知識

詳細は割愛しますが、メルマガでは③についてお話しできればと思います。Webの専任者を選ぶとなった際に、ただWebの知識やリテラシーがあれば良いかというとそうではありません。Web専任として求められることは集客数アップであり、スロット×Webによる集客最大化を行わなければいけません。そうなった際に必要なことがスロットユーザーとしての視点、またそもそものスロットの知識量になります。例えば「今スマスロを打っているユーザーはもともとはどの機種の客層が多いのか？」や「カバネリの集客をするにあたり、どの機種を遊技している客層と回遊性が高いのか？」といった知識が必要になります。
そしてここが代理店との大きな違いになります。多くの代理店の場合、機種の回遊性やユーザー動向を加味せずにWeb広告の配信を配信しますが、成功している専任者は機種同士の回遊性や検索ニーズ、商圏内での機種ごとの客数シェアや支持率など戦略的要素を考慮してWeb集客を実行しています。Web集客に成功するにはただWebマーケティングの知識を持つだけでは決して成功せず、スロットユーザー視点に立った広告運用が必要になります。
③について解説しましたが、①②もただWebの知識があればいいというわけではありません。詳細についてはセミナーにて実際に事例企業がどういった基準で人財抜擢をしたのか解説いたしますが、内製化に成功するには第一段階として、Web専任に向いている人財を社内から見つけ出すことが必須になります。

抜擢のフローについて

　最後に抜擢のフローについてお話しいたします。本メルマガで紹介した事例企業では下記の流れで抜擢を進めました。
①専任希望者の募集
②希望者への適正テスト
③適性有無についてのヒアリングテスト
④専任候補へのWebマーケティングの研修
⑤専任人財の正式抜擢

他の企業でも主にはこれらの流れで抜擢を実施していますが、ここで重要なのが第一段階として希望者の中から適性のある人材を判断すること、そして第二段階として正しいWebマーケティングの知識を習得させることが挙げられます。この二つで人財とのミスマッチがある場合には、スムーズに内製化が進まない可能性が高まるのです。知識の習得については、具体的にどういった内容が必要かを第三回のメルマガでお話ししますが、まずは適正人材を見極めることが重要と認識いただければ幸いです。

セミナーのご案内

　最後までお読みいただきありがとうございます。今回は第二回として、Web集客専任人財の抜擢方法についてお話しいたしました。第三回では抜擢後の育成方法についてお話しいたします。

また最後にセミナーのご案内をさせていただきます。メルマガ内でも一部お話しした、専任人財抜擢にあたっての必要な要素などをセミナーにて実際の事例をもとにお話しさせていただきます。より具体的な内容をもとに講座を準備させていただいておりますので、ご興味をお持ちの方は是非お申込みいただけると幸いでございます。

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