コンサルタントコラム 2023/2/13

【2023年】パチンコ業界の今後はどうなる?現状と課題、取り組むべきこと

シニアコンサルタント  中井 将司

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パチンコ・パチスロ業界は今後どうなっていくのか。
衰退していく業界ではないのか?

そのように思われる方も多いのではないかと思います。

今回は、パチンコ・パチスロ業界の現状や課題点を踏まえて、2023年のパチンコ業界の時流予測・動向についてお話いたします。
業績アップに役立つ内容ですので、是非ご一読ください。

1.パチンコ・パチスロ業界とは

そもそもパチンコ・パチスロ業界というのはどのような業界でしょうか。
別名遊戯業界とも呼ばれるこの業界ですが、お客様の遊戯の結果によって粗利が変わるというビジネスです。パチンコ業界は以下の3つに大別されます。

(1)パチンコホール
(2)パチンコ遊技機・周辺機器メーカー
(3)販売会社

本コラムでは、(1)パチンコホールが今後どのような戦略を取るべきかについてお話いたします。

2.パチンコ・パチスロ業界の現状と課題

2021年年末よりスマスロの導入が始まりましたが、2 月に入りユニットを多台数確保できている店舗も増え、店舗ごとの台数差が生じ始めています。
また 4 月にはスマパチが導入されることから、
そこを起点に業績最大化を狙おうと考えられている経営者の皆様も多いかと思います。

まず現在皆様が直面されている課題として下記が挙げられます。
・遊技人口、店舗数の減少
・スマート遊技機導入のためのユニットの確保
・半導体不足による遊技台の納期遅れ、販売延期
・金融機関からの業界与信の低下
・アルバイトスタッフの採用難
・電気料金の口頭によるコスト増加

これらの課題の中でも特に注目度が高いことがスマート遊技機導入でしょう。
特にスマート遊技機中心にぱちんこスロットともにスペックアップが見込まれることから、
ユニットを十分に手に入れられるかどうか?は目下の課題かと思います。

3.パチンコ・パチスロ業界は今後どうなる?

今後の予測としてスマスロ導入時には 20 円 S の客数増加、スマパチ導入時には4円 P の客数増加が予測されます。
つまり四半期単位でトレンドが変わり、それに沿った営業戦略の構築が必須になります。
またスマート遊技機を起点とした事業譲渡の加速も予想されるでしょう。

4.パチンコ・パチスロ業界で2023年取り組むべきこと

お客様のニーズが多様化したことによって総合店が衰退し、狭属性一番化の店舗営業が結果を出している…。
そういった業界トレンドが移り変わる中で2023年は「選択」の年と考えられます。
その状況下で業績アップを達成するために、ぜひ取り組んでいただきたいことが下記の2点です。

(1)スロット特化の Web 集客ソリューション
(2)バックヤードの IT 化による生産性アップとコスト適正化

4-1.スロット特化の Web 集客ソリューション

20円スロットを基軸にし、WEB広告での広域集客を行いましょう。WEB広告はターゲット別にアプローチ出来るだけでなく、ポータルサイトでは不可能な高精度な分析も可能になります。

4-2.バックヤードの IT 化による生産性アップとコスト適正化

店長業務の効率化を行い、店舗売上の予測をIT可で実現していきましょう。今まで見えなかったものが視える化することでより一層適切な経営判断が可能となります。

 

さて皆様いかがでしたでしょうか?

これは、2023年の時流予測と対策の一部です。

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担当者
シニアコンサルタント
中井 将司

大学を卒業後、船井総合研究所へ入社。 入社後はアミューズメント業界、製造業の支援に従事。 現在はアミューズメント支援部にてバラエティを基軸としたスロットの業績アップ支援やWEBを活用した集客支援など幅広く取り組んでいる。