コンサルタントコラム 2023/6/13

【日工組 理事長 榎本氏の基調講演つき】PガンダムSEEDの導入台数で「 店舗全体 」の業績が決まる

シニアコンサルタント  徳村 英志

4~5月の営業結果を踏まえ、ますます、スロットは投資する方針、一方でパチンコはどうするべきか?なんとかスロットの業績アップ分でカバーできないかな~と考えてホール様が大半です。

そのような状況下で、8月市場に、導入予定の、PガンダムSEEDでなんとかパチンコ部門の業績が上げられないかな~?なんならパチンコ部門のV字回復を狙えるのでは?と考えて相談を頂くことが多かった直近になります。

で、上記のような相談されるお店は、
「 4月のP炎炎の消防隊、もしくは、e仕置人も大量に導入している 」
という共通点です。

で、そのようなお店の方に、
「 なぜ、PガンダムSEEDを大量導入したいのですか? 」とお聞きすると、
「 P炎炎の消防隊、e仕置人を大量導入しても、パチンコ業績が上がらなかったので・・・
PガンダムSEEDならイケそうだと感じていまして・・・ 」
と、お答えされるホール様は、結局、PガンダムSEEDを導入しても、同じような感想を導入後におっしゃっている可能性が高いです。

で、なぜ、そのような結果になるのか?ということが根本的に大切なことですが、
「 仮に導入した結果、ユーザーの反応がイマイチで、粗利運用するからでしょ 」
「 そもそも、やっぱりスペック含め出来が悪かったからですね・・・ 」
が、要因ではないということです。

この真因に気づいているかどうか?が分岐点といっても過言ではないです。

言い方を変えると、PガンダムSEEDのタイミングで、パチンコ部門を起点に、
店舗全体業績を上げられるお店は、
実は、P炎炎の消防隊、e仕置人の導入タイミングでも、パチンコ部門を起点に、
店舗全体業績が上げられていたお店だというのが答えになります。

なので、私が担当させて頂いている企業様は、PガンダムSEED は、全企業、導入します。

違う言い方をすると、
P炎炎の消防隊、e仕置人の導入タイミングで、店舗の業績が上がっていない店は、PガンダムSEED導入のタイミングは、さらに業績が上がらない、どころか、下がる可能性すら十分にあり得ます。

では、直近のパチンコ新台で、店舗全体に業績アップに反映させられているお店と、そうでないお店の違いは何だったのでしょうか?

 

パチンコ新台を店舗全体の業績アップに反映させることができてるお店の理由は、
「 自店のパチンコユーザーが、スマスロに移行しながらも、引き続き自店のパチンコを遊技し出しているから 」です。

言い方を変えると、今年の3月まで、パチンコ部門の業績を粘れていたお店が、4月以降に店舗全体の業績アップに繋がっている傾向が高いです。

そういったお店は、直近で言うと、パチンコを遊技していたユーザーが、スロットに移行してる中で「 来店頻度アップ 」「 投資金額アップ 」に繋がり、月間での総客数の増加にも繋がっています。

で、店内移動が起こるということは、間違いなく店舗間移動も起こっており、既にその流れが激化しているエリアも増えています。

つまり「 競合店からの集客 」という視点での業績アップにも着手できる可能性がますます上がってきています。

しなしながら、パチンコ新台においても、今後1機種で、4円パチンコ台数の5%以上設置、現状の「 エヴァ未来よりも設置できるか? 」というと難易度は高くなります。

さらに、今から「 100万円以上クラスのエヴァ未来やReゼロ鬼がかりを中古購入すべきか? 」と言うと、
地域3番店クラスでは、成果は薄い可能性が高いです。

言い変えればパチンコ新台における適正台数の現状とは、「 最低でもパチンコ部門の業績を維持できる 」が目安であると同時に、その状態以上を達成するには、スロット部門との回遊ノウハウ、競合店からの集客ノウハウが、スマスロ導入以降で、確立できているかどうか?が分岐点になっています。

7月14日(金)に、初開催させていただく「 スマパチ・スマスロ時代 勝ち残りセミナー 」にて、メインで取り上げさせていただく事例においても、やはり初期の業績アップの起点は「 戦略・戦術の見直し 」でした。

やはり、どのような市場・ポジションでも、業績アップに向けた一番の阻害要因は「 思い込みや、過去の成功体験をなぞった施策よるミス 」が圧倒的に多いです。

さらに言うと、そのようなミスが発生しやすい組織や育成体制が原因であるにもかかわらず、そこの重要性に気づけず経営している企業が大半とも言えます。

そして、このような負の連鎖が起こりやすい経営・営業体制は、投資の膨らむ幅が想定以上になっているスマート遊技機時代において致命傷になる可能性が高いです。

大切なことは、スマート遊技機時代において、どう業績を上げるか?よりも、
どのようなポジション、市場においても、
「 ミスをしない、言い変えれば自滅しない営業ストーリー・シナリオが組める・実行できるか組織になっているか? 」を再確認して頂きたいと感じています。

「 スマパチ・スマスロ時代 勝ち残りセミナー 」では、
特に地元で3店舗以上、500~800台クラスの店舗を大手企業と競争環境にある中で経営されていて、まずは今より月粗利1,000万円以上を上乗せし、月利益も1,000万円以上を上乗できる状態を目指したい企業様向けに、向こう6ヶ月~1年は結果が出せる営業方針・戦略はもちろん、組織戦略の部分までお伝えさせていただきます。

 

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担当者
シニアコンサルタント
徳村 英志

特に「 5~15店舗 」クラスの店舗ごとの市場・競合環境、台数別に応じた、その「 お店のポテンシャルを最大化させる増客増粗ストーリー 」を最短最速で達成できる戦略策定を得意としており、その戦略実行による結果を通じて「 店長クラスの営業スキル(計画力・実行力)の向上を伴った人財育成 」を達成させる営業支援を得意としている。