コンサルタントコラム 2023/8/23

お盆商戦最速分析!好調店舗から見える年末への戦略方針

シニアコンサルタント  中井 将司

船井総合研究所の中井です。
いつも業績UP!船井流パチンコ情報をお読みいただきましてありがとうございます。

本日はお盆の好調店舗分析とそこから見える年末までの方針についてお話をいたします。

お盆業績から見えること

 早速ですが、皆様の店舗ではお盆商戦はいかがでしたでしょうか?客数シェアが5%以上増加したという好調な店舗もあれば、逆に競合店に客数を取られ厳しいといった不調な店舗も存在するかと思います。

もちろん今年のお盆は台風の直撃もあり、エリアによってはそもそも客数が大きく減少したということもあるかと思います。ただここで重要なのは客数が下がった中でも客数シェアを上げることができたか?年末に向け着実にシェアを伸ばし切れたか?が重要です。
本日のメルマガではお盆でシェアアップに成功した店舗・好調な店舗が何に取り組んだかを抜粋してお話しいたします。もしシェアアップに繋がっておらず業績も不調だったという店舗は9月頭から11月のまどマギ、年末商戦に向け戦略方針・集客方針の立て直しを図ることをお勧めいたしますので、その参考になれば幸いです。

お盆でシェアアップに成功した店舗の共通点は?

 ではお盆で好調だった店舗の共通点は何か?についてお話しできればと思います。

その答えは下記になります。
①スロット(スマスロバラエティ)の活用
②Web集客(Google広告)

これを聞くとそんなものは当たり前だと思われる方がいるかもしれません。しかし、このお盆で好調だった店舗に共通することは、ぱちんこに意識をそらさず、スロットに注力したこと、またWeb集客(Google広告)で若年層集客に成功してきたことが挙げられます。

特に今年のお盆はスロットはメイン機の導入がなく、北斗に頼った営業を行った法人も多いかと思います。しかし現状北斗はすでに相当な台数が市場に供給されており、設定を投入できる一番店の優位化が増台ごとに進んできており、三番店五番店においては平日では空き台が目立つというケースも散見されます。
そういった中で好調店舗から見えてきたのは北斗以外、それこそスマスロでのバラエティ戦略やヴァルヴレイヴを活用した集客です。特に私の支援先でもスマスロバラエティやヴァルヴレイヴの育成は進めておりますが、北斗以外の稼働貢献かつ粗利貢献の基軸として育成できており、ヴァルヴレイヴが黒字でありながらも北斗に次ぐ2番目の高稼働機種になっているという店舗も多数存在します。また好調店舗の特徴としてスロット増台も上げられます。逆にガンダムSEEDに合わせぱちんこ増台を行った店舗、ぱちんこへの投資を強めた店舗の中には予想以上に苦戦した店舗も多かったかと推察されます。

また二点目のWeb集客ですが、これも何年も前からお伝えしてきたことですが、今年に入り販促の乱雑化が目立ちます。特にLINE広告やTwitter広告が解禁されてからは、下記のようなパターンが散見されるのです。
①Google広告やYoutube広告、LINE広告など各広告媒体の予算振り分けのミス
②ターゲットを絞りきれておらず全国に配信してしまい無駄なコストが発生
③そもそもの自店戦略にどの広告媒体が適切か判断できず、代理店のおすすめの広告媒体を実施

LINE広告など様々な広告媒体が可能になったことは集客の面でいえば大変良いことですが、配信面が増えるということはそれだけ綿密に広告の配信方針・ターゲティングを組まなければいけません。しかし多くの店舗ではただばらまき型の配信をするだけで明確なターゲティングは組めていないケースが多いのです。しかし集客が好調な店舗ではGoogle広告⇒若年層スロットユーザー、Youtube広告⇒SEEDユーザー、LINE広告⇒離反ユーザーと各広告媒体毎に目的とターゲットを分けて配信しており、その結果月間広告予算20万円以下でシェアアップに成功しているのです。

お盆商戦でシェアアップに成功した店舗の共通点をざっくりお伝えしましたが、詳細についてはZoomセミナーにてお話しいたします。事例店舗の解説から実際の販促内容、また設定運用まで細かくお伝えしますので、下記の点で悩まれている方はぜひ受講いただければと思います。

・お盆の好調店舗から自店の戦略方針を見出したい
・スロットが好調だが増台すべきかどうか?また何%までスロットの設置比率を高めるべきか知りたい
・北斗を設置比率何%まで増やすべきか決めたい
・北斗以外のスマスロ機種の育成手法を取り入れたい
・年末に向けたぱちんこの投資方針を策定したい

上記の中で一つでも悩んでいるポイントがありましたら、是非セミナーの受講をご検討いただければと思います。

お盆集客成功事例分析セミナー

 

セミナー詳細・申込はこちらから>

担当者
シニアコンサルタント
中井 将司

大学を卒業後、船井総合研究所へ入社。 入社後はアミューズメント業界、製造業の支援に従事。 現在はアミューズメント支援部にてバラエティを基軸としたスロットの業績アップ支援やWEBを活用した集客支援など幅広く取り組んでいる。