コンサルタントコラム 2023/9/7

【20店舗クラス経営者のゲスト講演つき】お盆までの営業結果から見えた『 年末に月利益平均で1,000万円以上増えるお店 』と減るお店の違い

シニアコンサルタント  徳村 英志

特に今年の8月を終えて顕著な結果が出ていますが、
今、県で3店舗以上経営をされている、地元では認知度がある企業の、
1~8月の数値結果を踏まえた方針・戦略の分析をしていると興味深いことが見えてきます。

それは、地域1番店~5番店までポジションに関わらず、かつ、粗利率、さらに機械投資が同じ機種・台数でも、月利益平均で、
4円P、20円Sともに、200台くらいの600台クラスで「 500~800万円 」
4円P、20円Sともに、300台くらいの800台クラスで「 700~1,000万円 」
の差が出ています。

なぜ、そのような差が生まれているのでしょうか?


「 利益が増えていないお店 」の特徴とは?

利益が増えていないお店の特徴を、昨年1年間の月あたりの平均利益と、今年の1~8月までの月あたりの平均利益で比較しての一例を挙げると、
1.エヴァ未来、リゼロ、ミドル海の利益が、80%以下になっている
2.20円スロットのジャグラー部門の利益が、90%以下になっている
3.20円スロットの利益が110%以下、4円パチンコの利益が90%以下になっている

上記の1~3を端的に言うと、
1.4円パチンコがメイン機種しか遊技しないビジネスモデルになっている
2.ジャグラーからスロットの他機種へ店内移動し過ぎるビジネスモデルになっている
3.20円スロットと4円パチンコの両方を遊技するユーザーが投資金額ダウンで回遊するビジネスモデルになっている

この「 ビジネスモデル 」がキーワードで、言い変えれば、
「 方針・戦略のミスないしロス 」が、業績が上がっていないお店で起こっています。

現状、10~20店舗クラスの企業でさえも、新台は希望台数どおりに導入できていません。

結果、「 あの価格・タイミングで、あの機種を中古購入しておけば良かった… 」という声も増えていますが、パチンコ・スロット問わず、より機械購入の重要度、難易度が上がっている状況下で、
誰が(経営者?部長?店長?)、どのように、思考・行動を変え、実行するのか?を議論や改善せずに、上記のような発言だけが増えて、上記の1~3のような結果になっている企業を散見します。

10月13日(金)に、初開催させていただく「 スマパチ・スマスロ時代 ローコスト業績アップモデルセミナー 」にて、メインで取り上げさせていただく事例においても、やはり初期の業績アップの起点は「 方針・戦略の見直し 」でした。

やはり、どのような市場・ポジションでも、業績アップに向けた一番の阻害要因は「 思い込みや、過去の成功体験をなぞった施策よるミス 」が圧倒的に多いです。

さらに言うと、そのようなミスが発生しやすい組織や育成体制が原因であるにもかかわらず、そこの重要性に気づけず経営している企業が大半とも言えます。

そして、このような負の連鎖が起こりやすい経営・営業体制は、投資の膨らむ幅が想定以上になっているスマート遊技機時代において致命傷になる可能性が高いです。

大切なことは、スマート遊技機時代において、どう業績を上げるか?よりも、
どのようなポジション、市場においても、
「 ミスをしない、言い変えれば自滅しない営業ストーリー・シナリオが組める・実行できるか組織になっているか? 」を再確認して頂きたいと感じています。

「 スマパチ・スマスロ時代 ローコスト業績アップモデルセミナー 」では、
特に地元で3店舗以上、500~800台クラスの店舗を大手企業と競争環境にある中で経営されていて、まずは今より月粗利1,000万円以上を上乗せし、月利益も1,000万円以上を上乗できる状態を目指したい企業様向けに、向こう6ヶ月~1年は結果が出せる営業方針・戦略はもちろん、組織戦略の部分までお伝えさせていただきます。


スマパチ・スマスロ時代 ローコスト業績アップモデルセミナー

 

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担当者
シニアコンサルタント
徳村 英志

特に「 5~15店舗 」クラスの店舗ごとの市場・競合環境、台数別に応じた、その「 お店のポテンシャルを最大化させる増客増粗ストーリー 」を最短最速で達成できる戦略策定を得意としており、その戦略実行による結果を通じて「 店長クラスの営業スキル(計画力・実行力)の向上を伴った人財育成 」を達成させる営業支援を得意としている。