コンサルタントコラム 2025/9/2

不採算店を活かし、年商数億クラスを実現できる事業転用とは

シニアコンサルタント  中井 将司

皆様こんにちは
最近色々なお客様からご相談いただくこととして、不採算店をどうすれば良いか?といった内容がございます。
・伸び代が見えないため機械代も出玉も回せず、利益的に苦しい
・他法人もしくは他業種に売却したいが買い手がつかない
・有力店舗のM&Aをしたいが、不採算店も同時に買わねばならずその扱いに困っている

このようなご相談が多いのですが、不採算店の場合注力しても伸びる幅はそこまで大きくなく、スロット専門店や大型増床など大型リニューアルをおこなってどうなるか?というレベルの店舗も多く存在します。
では新規事業に転用するか?といっても、その物件の賃料に見合うものやぱちんこを辞めて営業するに値する高収益性のある事業は何かという壁に当たるかと思います。
その答えの一つとして今進んでいるのがメガサウナ事業です。
メガサウナ事業では年商数億クラス、償却前利益率が30%以上とぱちんこ店跡地を使うに値する高収益性を有します。

メガサウナ事業とは言葉の通りサウナ専門店の大型化になります。
コロナ禍のサウナブーム以降サウナ施設も増えていますが、今新規開業しているサウナ施設は初期投資8,000万〜1.5億のゾーンが大半を占めております。
ぱちんこ業界で例えるならば500台〜800台規模の店舗の出店が増えていたフェーズになるでしょう。
ぱちんこ業界ではその後1,000台クラスの大型出店が当たり前になり、今となってはそれ以上の規模の出店も増えている状況です。
サウナ業界においてもそれは同様で、特にマーケットの成長が早い東京においては初期投資3億以上クラスの出店が増え、いわゆる小型店の淘汰が進みつつあります。
そういった環境下でどんな競合が出店しても負けない、そして持続的に売上と高収益性を保てる事業モデルとしてメガサウナモデルがあります。

このモデルの特徴は
①サウナ特化型で市場の全ての温浴施設サウナ施設の包み込み
→複数のサウナ室で全ての顧客ニーズに対応可能かつ大型化
②ポジションを脅かす競合施設の出店可能性が少ない
→新規事業に初期投資3億以上を捻出できる業種は少なく、地方ほど有利に
③20円スロットを支える20〜40台客層とマッチし、ぱちんこ店の対競合における営業力アップ
→ターゲットは同じ客層になりぱちんこ店併設で開業することでお互いの相乗効果が発揮可能
④新卒&パートアルバイトの採用力強化
圧倒的収容数を誇るメガサウナの場合福利厚生としての活用もでき、健康経営の推進、また採用力強化の効果も副次的に存在

これらのメリットがありますが、この事業は初期投資の高さから他業種では参入が難しく、キャッシュがあるぱちんこ企業だからこそ参入でき、地域を圧倒する超一番店を作ることができるのです。

今回このメガサウナ事業についてのセミナーを行います。
ぱちんこ店だからこそできる、不採算店をそのまま活用し高収益化を図れる事業になります。
その一方でこのモデルは早い者勝ちで、同規模の施設を立ち上げてくる競合は少ないとはいえ、同業種においては先に立ち上げを図られる可能性もございます。
ご興味をお持ちの方は是非セミナーにご参加の上、早期のご検討をお願いします。

 

不採算店舗を年商数億クラスへ メガサウナ事業セミナー開催

 

担当者
シニアコンサルタント
中井 将司

大学を卒業後、船井総合研究所へ入社。 入社後はアミューズメント業界、製造業の支援に従事。 現在はアミューズメント支援部にてバラエティを基軸としたスロットの業績アップ支援やWEBを活用した集客支援など幅広く取り組んでいる。