コンサルタントコラム 2019/5/10

【 自社は何点? 】経営の時流適応、簡易診断!3つの問い?

  アミューズメント支援部

最近「 時流適応した経営 」ができているかどうか?
を確かめるための質問を、経営者に投げかけるようにしています。
代表的な、3つの質問をご紹介します。
是非、自社を思い浮かべて、答えてみてください。

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Q1:店長の、月間休日は何日ですか?
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これは、時流適応と言うか、法令順守、と言えます。
これだけ「 働き方改革 」が叫ばれている中、
「 現実論として 」
「 8日休みなんか無理だよ、、、 」という声は、その通りです。
が、象徴的な質問の一つ目です。

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Q2:会議の回数は、2~3年前と比べて増えていますか?減っていますか?
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これは、難易度が高い質問です。

当てにいくと「 減っている 」が、正解の様に見える質問です。
が、この場における正解は「 増えている 」です。
ただし、条件はあります。
※今回は、条件は省きます。本文から汲み取ってください。

増えていることが「 正解 」の理由こそが、
時流適応にあります。

(1)一人マネジメント時代の終焉
(2)PDCAの超PDCA化時代へ

(1)一人マネジメント時代の終焉

現在、店舗運営は「 店長一人で 」の時代が終わりました。
業績が好調な企業は「 専任化 」の店舗運営に改革しています。

 ・スロット、専任者
 ・会員開発、専任者
 ・販促、専任者
 ・接客、専任者
 ・一般景品、専任者
  などなど

これまで、店長一人がやっていた仕事を因数分解し、
それぞれに、専任者を設けて店舗運営をしている企業が好調な企業の
条件になってきた(時流になってきた)ということです。

 (×)店長一人で店舗運営
 (〇)店長と各専任者のチーム体制で、店舗運営

となると、これまで「 店長の頭の中で行っていた会議 」から
専任者との会議を行うことになります。
ので「 自ずと 」会議が増えます。

(2)PDCAの超PDCA化時代へ

それと、PDCAをどれだけ、最速で回せるか?
が、業績に連動する時代になったことも関係しています。
つまり、これまでど同じPDCAで運営している企業の業績は、概ね、不調です。

とは言え「 PDCAの高速化 」の意味は分かるけど、具体的な行動は?
というと、実は、マインドの話が多かったりします。
それを具体化させるのが「 会議 」です。
会議の回数を増やすことで、超PDCAを実現させるわけです。
ただ、これを実現するためには「 デジタル化 」に取り組むことも、
その条件になります(TV会議を導入する、など)。

 伝わったでしょうか?

会議を増やすことが目的ではありません!
会議は、どこまでいっても「 手段 」です。
業績の上げ方が変わった(時流が変わった)ので、
それに対して手段も変わっていく、という
シンプルな構造ですね。

ので「 会議は増えているか? 」という質問をすれば、
時流適応できているかの判断ができます。
※会議は一時的に増えますが、その後、最適化していくことも
正しい経営判断。

いかがでしょう?
これは、多くの人が気づけていない、時流適応を浮き彫りにする質問です。

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 Q3:評価制度は、いつ、改定されましたか?
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これも、典型的な質問です。
どうでしょう、何年前に改定された評価制度でしょう?

これは、上記Q1とQ2にも連動しています。
「 連動しているなー 」と思考できる方は、
メタ認知力が高い、良い思考です。

評価制度というのは、当然
「 働き方 」が変われば、変わっていないといけません。
社員の立場からすると、
働き方が変わったのに、評価のされ方が変わらない!というのは、
理不尽な環境だ、と言えなくもないですからね。

さて、皆さんの時流適応度、いかがでしたか?
もし、時流適応できていない項目が発見できた方は、
ラッキーです。この機会に見直しができたわけですからね。
あとは、行動を変えるだけです。
行動だけが、今と未来の結果を変えます。
気付いた今が、最大のチャンスですね。

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担当者
アミューズメント支援部

船井総合研究所のアミューズメント支援部。ぱちんこ店舗運営を本業とされている経営者様、ぱちんこ店舗運営からの多角化・撤退をご検討されている経営者様を対象にコンサルティングを展開しております。