コンサルタントコラム 2019/5/22

経営者に必要な機械投資の考え方とは?

リーダー  瀧華 啓貴

6号機AT機でも当たり台とハズレ台がはっきりしてきています。購入の仕方も地域客数1番店~5番店で変化してきています。

特にスロットは新台導入に頼った営業は難しくなっていますが、機械判断やお店の機種構成を決定するのは業績を左右するキーでもあります。

今、購入した新台が売上・粗利に反映していないお店の特徴が2つあります。

1つ目は旧基準機の撤去にあわせて、逆算的に毎月の新台購入を進めているお店です。
直近でいうと、北斗転生を複数台撤去したお店が多いかと思います。その差し替えを無理に、エヴァやG1やリゼロでやるのが正解なのでしょうか。リゼロで差し替えをしたお店はかなりラッキーでした。ただスロットで逆算的に毎月購入するのはかなりの博打になります。

次に外れる機械は、7~9月にかけて化物語、ラブ嬢、エウレカ2などの旧基準バラで活躍しているような機械です。これらの機械をその月々にでる新台だけで差し替えていくのはかなりのロスになる可能性が高いです。

2つ目は、スロットに詳しくない店長が機械の購入判断をしているお店です。
1機種の力でユーザーを動かせる客数比率の目安は約5%~です。
ただ今の新台の販売状況で、導入初週から50,000台みたいな機械は考えにくく、特に導入台数が10,000台前後の機械選定は目利きが必要になります。

機械選定のポイントは (1)版権×(2)スペック×(3)販売台数 です。

(3)の販売台数から逆算して購入を考えるのは、スロットに詳しくなくても可能です。
(1)版権 (2)スペックに関しては、かなりの知識が必要です。

(1)版権 は前作の人気がどうだったかも、もちろん大事ですが、それ以上に大事になっているのはアニメ版権の人気度合いです。そもそもアニメがどれくらい人気だったか、アニメの世界観がスロットにちゃんと反映されているのかは特に抑えるべきポイントです。

(2)スペック は簡単にいうとそもそもスロットとして面白いのか、せめてスペックを見てその機種の運用方法(稼働させるなら設定4、粗利をとるなら設定1で300ゲーム以上の台は設定変更をかけるなど)を考えられる人間でないと理解が難しいと思います。

6/4(火)の機械戦略セミナーでは

年末にかけての機械購入の考え方
今、6号機の購入でうまくいっている店舗がどういった選定を行っているのか

をお伝えできればと思います。

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担当者
リーダー
瀧華 啓貴

スロットの業績アップに特化したコンサルタント。学生時代は週に5日間遊技。現行300機種のスペック・演出知識は船井総研トップクラス。超・ユーザー視点からの3ヶ月で業績アップスタイルが経営者から支持されている。バラエティ・ジャグラーを軸とした即時稼働アップ、LINE・SNSを使った広範囲に向けた集客が武器。