【大ピンチ!!旧基準機撤去】2019年10月までに絶対にやってほしい会員活用術
こんにちは。
船井総合研究所の中村です。
突然ですが、
Q.8月に撤去されるスロット化物語、今、最も回遊している機種は何かご存知でしょうか?
A.
スロットは
1位:ディスクアップ
2位:バジ絆
3位:GOD
パチンコは
1位:エヴァ超覚醒
2位:シンフォギア
3位:マクロスフロンティア3R
Q.では、GODは?
A.
スロットは
1位:バジ絆
2位:ハーデス
3位:沖ドキ30
パチンコは
1位:北斗無双
2位:シンフォギア
3位:AKB48 誇りの丘
なぜこの質問をしたか?
このような機種の回遊をとことんまで分析して
年間6億8000万円の売上向上をした店舗があります。
600台規模の併設店ですが、会員システムのバージョンアップをしてから5か月連続で2桁増収し、粗利も確保できるようになりました。
すでに今、そして来期は増収増益ペースです。
もちろん、会員データを活用した結果ではありますが、
結論、決定的に結果が出た理由は、4円ぱちんこと20円スロットのアニメ版権の「 回遊が劇的に伸びたこと 」です。
最初はシンフォギア
最近ではゴッドイーター
一部エヴァ超覚醒
という感じで回遊しやすいものを重要視し、
増減台、配置、GM(ゲージマネジメント)を組み合わせました。
※回遊は店舗のMDによって違います。
この事例からわかったことは、回遊がわかると「 客単価が伸ばせる 」ということです。
実際に会員の投資金額を見ても1来店あたりで@2000円アップしています。
つまり、1日のべ来店者数が500人としたら、それだけで月3000万円の売上増になります。
これはつまり、一人一人の「 固定客化 」が進んだ証拠で、
実際に競合がリゼロ増台、増床、リニューアルなどを仕掛けてきても店舗売上の下落が少なくなってきています。
こういった客単価アップのコツとして、もちろん会員アウトを使いますが、
会員データではさらに読み取れることが大きく4つあります。
1、 どんな属性の人が打っているか?(年齢・性別・来店回数など)
2、 どの台から移動してきたか?
3、 他によくどんな台を打っているか?
4、勝率(遊技体験)は?
客単価アップのための会員データ活用では、上記をみて機種の評価を決め、MDを変えていくことになります。
これまでは「 競合店と機種を見てシェアを奪う 」のが基本でしたが、
そうではなく、
「 今いる顧客を深く知って大事にする 」ということです。
そして、実は上記4つの中でも、2019年の年末までに、この2と3の把握が超重要だということをお気づきでしょうか?
なぜなら、2019年12月、
20Sを打っているユーザーの13%が旧基準機撤去により、打っている台を変えるからです。
バジ絆、モンハン、ハーデスを打っているユーザーをどれだけ囲い込むか。
準備がうまくできているかいないかで大きな差ができるでしょう。
2020年1月がこのユーザー囲い込み合戦の結果発表といえます。
そんな中、上記3機種をよく打っているユーザーの回遊と他に好んで打つ機種がランキングでわかっているとどうでしょうか?
ユーザーを流出させない、他店からとる、という意味ではこの時期にこういう情報を知っておくと、この合戦を有利に運ぶことができる有益な情報になりえます。
ただし、競合ももちろん同様のことをしてきます。
重要なのは「 同じデータを見ないこと 」
つまり、「 自店の会員データを正しく見て、第一に信じること 」です。
もしこの時流に乗ることができれば、大幅に自店のシェアアップに貢献できるかもしれません。
8月の化物語
10月のまどマギ(初代)も大きな節目です。
12月ほどの契機ではありませんが、すでにこの囲い込み勝負は始まっています。
ぜひ、この旧基準機撤去をモノにするために自店に最適なデータ活用をしていきましょう。
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