【第5回/全5回】2020年、経営者に抑えて欲しい「 5つ 」の投資ポイント
マネージャー 渡邊 龍信
今週一週間、月曜日から金曜日まで、5回にわたり、
「 2020年、経営者に抑えて欲しい「 5つ 」の投資ポイント 」と題して、
下記、内容で配信しています。
【第1回(11月25日号)】スロット6号機対策/渡邊
【第2回(11月26日号)】禁煙(分煙)対策/徳村
【第3回(11月27日号)】採用・組織戦略/西川
【第4回(11月28日号)】ぱちんこ企業における新規事業対策/奥野
【第5回(11月29日号)】2020年型、新規出店・リニューアル/渡邊
今回は【第5回(11月29日号)】2020年型、
新規出店・リニューアル/渡邊、をお送りします。
11月中旬において、既に高射幸機がエリアから撤去されている商圏があり、
ユーザー離れが懸念されていることかと思います。
特に、高射幸機を長い期間設置することが出来る県における隣県は、
知識のあるヘビーユーザーが週末を中心として
エリア外に流出をしてしまいます。
つまり、年末にスロットで仕掛けをしない店舗は、
「 過去最低の年末年始 」を過ごすことになるでしょう。
10月以降の無料経営相談会において、最も多かった相談は、
「 年末、どんな仕掛けをすべきか? 」でした。
繁忙期前に何か集客策を講じることは、今では常識になっており、
元旦である1/1に放出を行い1,000人以上並ぶ店もある程です。
仕掛けの内容は、「 高単価増台 」が特に多かったです。
この点においては何も間違っていません。
去年の年末においても、高射幸機、パチンコメインにおいて
高稼働していた店舗が多かったのも事実。
では、今年においてはどうでしょう。
スロット高射幸機がなくなる年末において、一番稼働の上がる機械。
それは、船井総研の遊技中3,000人アンケートでも証明された○○○でした。
そのため、経営会議において年末の投資店舗を決定し、
そこに集中をさせることで集客を図ります。
当たり前ですが、こんな斜陽産業のなか、
全店舗をなんとかしようなんて不可能です。
全店舗を生かすためにも、投資店舗を決めてそこに集中させないと、
宝の持ち腐れにも程があります。
2つ目に多かった相談としては、P減台S増台です。
頭ではわかっているものの、
どうしても機械性能のことが頭をよぎるようです。
これもしょうがないことです。
なぜなら、現役ヘビーユーザーでもない昔人間が
戦略を考えているからです。
答えを言うと、バラエティ増台の準備が出来ているなら実行しましょう。
船井総研には2年前からここのノウハウが存在しているので、
5.9号機とか、6.1号機とか興味ありません。
周りが勝手に購入自滅していってるので、そこに振り回されることなく、
店舗の機種数の多さを活かすようなピーク日作りを
アドバイスさせていただきました。
3つ目は46枚S、4.4円Pです。
ここに悩んでいる法人は多く存在していますが、
ユーザー心理から考えると当たり前のように答えが出ます。
ユーザーでない人が迷います。
上記3点の共通点は何か?
それは、「 消費者の気持ちをわかっていない 」です。
今のパチンコ業界は、装置産業とはかけ離れた状況にあり、
お客さんが何を求めているのかをわかっていません。
数字でしか把握していないため、
その中身がどうなってるかがわかっていません。
どうすればよいのか?
現役ユーザーで、30歳未満の社員を抜擢し、
経営会議に参加させることです。
リニューアルで効果が続かないのは、
小手先ばかりに頼っているからです。
人財抜擢も含めて、店舗も会社も組織も
リニューアルをしていきましょう。
皆様と相談会でお会いできることを楽しみにしています。
▼無料経営相談会▼
https://lp.funaisoken.co.jp/mt/sfunai777jp/inquiry.html
※なお、今回の、(無料)経営相談会の締切りは
「 12月1日(日)23時59分まで 」です。ご注意ください。
国立大学 理学部数学科卒業。 国立大学大学院 応用数学卒業。 アミューズメント支援部新卒入社最年少で、チームリーダーに就任。 400台以上の大型スロット専門店立ち上げ実績は10件以上携わっており、スロット増台成功実績は40件以上で、 ・6,000枚→9,000枚(120台) ・10,000枚→13,000枚(200台) ・14,000枚→14,000枚(120台→240台) など多数の20円スロット業績アップ実績をもっている。 直近2年間の20円スロットの業績アップ(増収増益)の実績は、元スロプロで培った超ユーザー目線と、大学での数学の知識を駆使したマーケティングで、「 高精度な 」時流予測とスロット機種分析によって実現している。 2016年以降、5号機スロット営業での超プロ。口癖は「 4号機時代を知らないですが 」。