有事における、経営者の皆様に行動、思考して欲しい３つのこと。

会社はトップで９９％決まる。

 
前回の記事を書いているときは、まだ、
「　こうなる可能性がある　」という予測で書いていました。
が、記事がメルマガというカタチで発信された直後、
政府主導（首相発信）で多くの経済活動が自粛されました。
 
 
「　会社はトップで９９％決まる。　」
 
 
日本という組織のトップである、安倍首相が、
「　休校の要請　」をメディアが報じた翌日、
ディズニーランドとＵＳＪという
大メジャーコンテンツが、相次いで臨時休業を決定、
各地方のエンタメ施設も、ほぼ同じ状況となりました。
 

１．

経営者は、ここから学ぶ必要があります。
「　トップの発信こそが、組織、社員の行動を変える。　」
です。
是非「　社員従業員に向けて、情報発信を増やして　」ください。
今、最も重要なコロナ対策は
「　会社の方針、ガイドラインを、トップ自ら発信すること　」
です。
 
 
 
 
有事における、経営者の皆様に行動、思考して欲しいこと、
として、３つ書きます。
 
１．トップメッセージ（上述済み）
２．資金繰り
３．ビジネスモデル開発
 
 

２．

経営者として、即時行動することは、財務政策、資金繰りです。
小学生を持つ主婦層が「　春休みが早期化　」となり、
昼の来店客数や休日の来店客数の影響がでます。
による、売上ダウン（からの利益ダウン）の影響は否めません。
また、やっかいなのは「　いつまで続くか　」という、
期日が不透明なこと、です。
ので「　借りられるだけ借りる　」という有事の対応が必要です。
※休業要請となれば、当然、売上は「 ０ 」となります。
 
対策ができていない企業の中から、資金ショートする企業が一定数増えます。
つまり、財務が盤石で、成長戦略を掲げている企業は、
外部環境が変わったタイミングで、一気に店舗拡大のチャンスがやってきます。
つまり、採用と育成の早期化に投資をしておく、ということです。
※休業となった場合、正社員ではない、ＰＡの給与補填（生活費）など、
財務力によって、その後の企業ブランドが大きく変わりえる
 
 

３．

この様に、ぱちんこ店の「　来店を前提としたビジネスモデル　」は、
外出が制限される今回の様な環境下では、ぜい弱です。
有事の経営者としての３つ目の視点が
「　第２第３のビジネスモデル開発　」です。
 
最近「　新規ビジネスを立ちあげ　」の提案を加速させています。
これは、ぱちんこ業界のライフサイクルから鑑みて、
「　３年は大丈夫でも、１０年で見ると企業として１００％縮小する　」
という視座からです。
 
そして、今回の様な外部環境の変化において、さらに思考するのは
「　来店を前提としない　」「　（会社、お店への）出社を前提としない　」
ビジネスモデル開発へのチャレンジ、です。
分かりやすいモノで言うと「　通販　」です。
あと、現在急激に需要が伸びているのが「　宅配型（デリバリー）ビジネス　」
です。
また、弊社の様な情報を取り扱う業態であれば、
動画や音声などの「　情報コンテンツ配信型ビジネス　」です。
いずれにしても「　来店を前提としない　」ビジネスモデルです。
 
 
 
と、
有事における、経営者の皆様に行動、思考して欲しいこと、
として、３つ書きました。
危機を煽ることは、経営者の仕事ではありません。
同じ外部環境下で、少しでも従業員、お客様に、
安心安全を提供することを、思考してください。
よろしくお願いします。
 
 
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