多角化経営で成長できる企業、衰退する企業の分岐点とは?
シニアコンサルタント 徳村 英志
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多角化経営セミナー
https://sem.funai777.jp/seminar/054503/
日時:2020年4月8日(水)
時間13:00~16:00(受付時間:12:30~)
場所:船井総研 芝セミナープレイス
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今年、不採算になる店舗とは上手に向き合えていますでしょうか?
言い換えれば、不採算店舗との向き合い方を経営者様にヒアリングをさせていただくと、
その企業の10年後も見えてきます。
昨今は、例えば10店舗以上経営の、地域一番企業でさえも、
不採算店舗が増えてくると、新規出店や既存店のリニューアルといった
ぱちんこ事業へ投資して売上・利益の再向上を目指すよりも、
不採算店舗にテナントリーシングを実施して、
ぱちんこ事業以外も付加させて利益を維持、下降を食い止める手段として、
多角化経営になる傾向が増えています。
しかしながら、多くの場合、上記のケースは地域一番企業でさえも、
最終的にぱちんこ事業だけでなく、企業そのものも存続が危なくなる兆候です。
理由は、どの環境下を切り取っても、
3年スパンくらいで店舗ビジネスとして見たときに、
ぱちんこ事業ほど利益額が高いビジネスは存在しないからです。
では、イマドキ、多角化経営で成長している企業、
衰退している企業の分岐点は何でしょうか?
それは以下になります。
(1)先代経営者(親)と現経営者(子)、現経営者(親)と次期経営者(子)との
ビジネスにおける仲の良さと、決済権の強さ
(2)10年後を見据えた企業と店舗ビジョン・戦略
(3)毎年、旗艦店の増収増益に向けた投資
(4)店舗の投資拡大・存続・撤退の基準と役割の明確化
(5)人事戦略を起点とした企業の成長戦略
地域一番企業でも、多角化経営で衰退している特徴として、
「 不採算店舗の扱い 」がネックになっているケースが多いです。
で、その多くのケースは、実は、現場の営業力が招いている結果ではなく、
「 先代経営者(親)と現経営者(子)とのビジネスにおける仲の良さと、決済権の強さ 」です。
実はイマドキの地域一番企業の現経営者の方が、先代経営者よりも、
ぱちんこ事業を良くしたい!という想いが強いケースが多く、だからこそ、
「 不採算店舗を閉店 」からの「 旗艦店に投資 」というセオリーが的確に
判断できていることが多いです。
しかしながら、それらが実行できない背景として、
先代経営者が、決済権が強いケースは、「 不採算店舗の閉店 」という部分で、
以下のような決断をする傾向にあります。
・先代経営者の儲かった時代の利益基準での賃貸借契約しか認めない
・利益が出なくても、手間がかかっても、とにかく自社でやることが前提
・ぱちんこ事業と相乗効果がありそうな事業しか認めない
が、結局、膨らんでいく赤字には耐えられず、かなり条件を妥協した
テナントリーシングや売却を目指すが見つからず、
自社で儲からない飲食事業などをはじめ、赤字は無くなったが、
管理や運営が大変な事業が付加された成長できない多角化経営になってしまう
傾向も増えています。
このような状態にならないために、上記①~⑤の項目を成長できるベクトルに
今年中に向けることが10年後でも地域一番企業であり続けることの条件になります。
4月8日(水)に開催させていただく「 多角化経営セミナー 」では、
多角化経営を1つの起点として、あくまで、ぱちんこ事業を本業として、
企業成長を再構築するための内容で実施させていただきます。
10年後もぱちんこ事業を本業として勝ち残りを決めている企業様はぜひご参加ください。
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多角化経営セミナー
https://sem.funai777.jp/seminar/054503/
日時:2020年4月8日(水)
時間13:00~16:00(受付時間:12:30~)
場所:船井総研 芝セミナープレイス
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【2020/4/1(水)以降に開催のセミナー】
ご来場による開催とウェブによる開催の併用を予定しております。
今後の状況によって、WEB開催のみに変更させて頂く場合がございます。
上記をご了承のうえ、お申し込みください。
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特に「 5~15店舗 」クラスの店舗ごとの市場・競合環境、台数別に応じた、その「 お店のポテンシャルを最大化させる増客増粗ストーリー 」を最短最速で達成できる戦略策定を得意としており、その戦略実行による結果を通じて「 店長クラスの営業スキル(計画力・実行力)の向上を伴った人財育成 」を達成させる営業支援を得意としている。