コンサルタントコラム 2020/3/13

お金の稼ぎ方から使い方の時代へ。

  アミューズメント支援部

「 お金の使い方 」に対しての「 価値観 」をシフトチェンジ

 
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キッズパーク立ち上げセミナー
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/058625
日にち:2020/04/23 (木)
時間:10:30~12:00
場所:フクラシア東京ステーション
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再び成長軌道に向かわせるには
「 お金の使い方 」に対しての「 価値観 」をシフトチェンジする必要がありそう、です。
 
「 守られている 」
 
ぱちんこ業界は、これまで多くの「 規制 」「 縛り 」の影響を受けてきた、、、ように思います。
が、俯瞰してみると、これはどの業界にも言えることであり、いたって普通のことだと理解できます。
かつ、ライフサイクル上、企業数(店舗数)が、減少し続けるのも、至極、自然のことです。
 
多少、業績に影響を受けているとはいえ、財務状況の不安がない企業は、
この間に、幹部陣と協議していただきたいのが、次の1点です。
 
 
今後10年の「 お金の使い方 」
 
 
これまでは「 お金の稼ぎ方 」が中心でした。
この10年の間で斜陽期を迎えたぱちんこ業界ですが、
収益性という意味において、とはいえ、比べ得る業種はありません。
つまり、これからも縮小が続く業態であっても「 お金の稼ぎ方 」という意味では、
ぱちんこ営業を成長させる方針が正解です。
 
一方、これからの10年で企業の成長に「 差がつく 」のは「 お金の使い方 」です。
ぱちんこ営業におけるお金の使い方は「 新規出店 」に他なりません。
 
では、成熟業界において、どんな価値観で「 お金の使い方 」を考えれば良いか、
下記に、創業者舩井幸雄の言葉を引用します。ぜひ、ご参考ください。
 
かつて船井総研グループ創業者の舩井幸雄は、
企業経営の目的は「 社会性 」「 教育性 」「 収益性 」の追求だと説きました。
そして、この3つは追求する順番があります。
 
社会性 → 教育性 → 収益性の順番です。
 
なぜ、この順番かということについては
「 経営のコツ―99.9%成功する 」2000/8、ビジネス社刊、船井 幸雄 (著)に下記のように書かれています。
 
(引用ここから)
 
「儲からなくては社会性も教育性も何もないではないか」。
そしておそらくは、「綺麗ごとを言うな!」とも。それはそのとおりです。
しかし、収益性のみを追求して他を顧みない企業が、伸びて伸びて大企業になったり、
さらに安定して存続している例はほとんどない、という私の観測も否定できないと思います。
 
もちろん運が良ければ、収益性のみを考えてやっていてもある程度までは伸びていくことはあるでしょう。
ところが、それではいつか必ず限界が来ます。
 
最初は収益性一本やりでいったとしても、どこかで脱皮して社会性や教育性に目を向けていかないと、
結局は行き詰ってしまうのが企業というもののようです。
 
もう一つの、綺麗ごとを言うな、というのも確かにそのようにも見えます。
綺麗ごとというのは、理想論と言い換えてもいいでしょう。
私は、「企業は利益ばかりを追求するのではなく、世のため人のためにならなくてはいけない」
と言っているのですから、これはまさに理想論です。
 
しかし、その理想論を本気で唱えているのは、40年間ずっとビジネスの現場でやってきた人間であるからです。
追って書きますが、私も利益最優先で突っ走っていた時期がありました。
それがいま、40年たって結局はこの“理想論”に戻ってきたのです。
 
(引用ここまで)

 
また、なぜ企業経営の目的が「 社会性 」「 教育性 」「 収益性 」の3つの追求か?
ということについても先に述べた書籍に下記のように書かれています。
 
(引用ここから)
 
やはり、企業というのは社会性と教育性を抜きにしては考えられないと思うのです。
収益性のみを言いたくて社会性と教育性を抜きにする経営学者がたくさんいますが、それは正しくないと思います。
 
その理由を一つあげれば、人間というのは
大義名分なしには、大きなことはほとんどできない存在だと思うからです。
大義名分、つまり収益性だけでなく社会性や教育性を追求するという目的があれば、
経営者も社員もより働く気になって働けるのです。
 
人間は大義名分を持って自分の行為を正当化しないと上手に生きていけないようです。
そして、企業活動といっても、しょせんは人間がやることですから、これは自明の理だと思えます。
そう、企業活動をしているのは、他の何者でもなく人間なのです。
 
(引用ここまで)

 
いかがでしょうか?
今後も「 収益性 」は、ぱちんこ営業が担います。
言い換えると「 ぱちんこ営業以外に、儲かるビジネスはないか? 」と
ぱちんこ営業で収益性を追求できない企業は、市場からの撤退を余儀なくされます。
そして、成熟業種において企業価値を最大化する「 お金の使い方 」は、
つまり「 社会性 」「 教育性 」を追求するビジネスモデルへの投資、です。
成功モデル業態も、続々と登場しています。
そのひとつである「 キッズパーク(キッズスポーツパーク) 」の業態を紹介するセミナーを開催します。
下記からお申し込みください。
これからの10年、企業の成長は「 お金の使い方 」の価値観をシフトチェンジすること、です。
経営者様のご参加をお待ちしております。
 
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キッズパーク立ち上げセミナー
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/058625
日にち:2020/04/23 (木)
時間:10:30~12:00
場所:フクラシア東京ステーション
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担当者
アミューズメント支援部

船井総合研究所のアミューズメント支援部。ぱちんこ店舗運営を本業とされている経営者様、ぱちんこ店舗運営からの多角化・撤退をご検討されている経営者様を対象にコンサルティングを展開しております。