コンサルタントコラム 2020/9/14

【新規事業】コロナ禍でも売上昨対超え続出!グランピング事業で知っておきたい5つのこと

コンサルタント  福岡 豪

3分で分かるグランピング事業の要点

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記録的猛暑が続く中、
多くのグランピング施設が、
昨年を上回る業績を上げています。
※中には10月まで予約で一杯という施設も

弊社でも、グランピングの認知度アップに伴い、
グランピング事業参入の経営相談も増えています。が、
多くの経営相談をさせていただく中で、グランピングについて
まだまだ誤解されていることが多いな、とも感じます。

今回はよく誤解されている5つの間違いの解説から、
経営者が押さえておくべきグランピング事業の要点を
お伝えします。

注目新規事業のポイントを押さえておきたい!
という方は、ご一読ください。

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(1)グランピング=キャンプの進化版

まず、1番よく聞かれるのは、
「 グランピングはキャンプでしょ? 」
というもの。

ここに対しての回答は、
アウトドアの宿泊ビジネスという点では同じですが、
それ以外は全く違うビジネスモデルです。
※最重要ポイント※

違いはいくつかありますが、
特に押さえておいて欲しい点は、

キャンプは客単価数千円に対し、
グランピングは、客単価が約2万円~の
「 高単価ビジネス 」であること。

客層もキャンプ好き客ではなく普段ホテルや旅館を
利用する旅行好き客であるという点です。
※キャンプ好き客はグランピングを利用しない

ぱちんこ業が本業の皆様はご承知の通り、
高単価ビジネスのため、収益性が高いことが
特徴です。

(2)広大な土地が必要

有名なグランピング施設の多くは、数千~数万坪
の広大な土地に施設を構えており、そんなに大きな
土地はないという方もいます。

もちろん数億規模の事業収支を狙う場合は、
ある程度大きな土地があることは望ましいですが、
年間売上3~4,000万円、年営業利益1,000万円程度であれば、
最低300坪程度でも十分に目指せます。

必ずしも大きな土地を必要としない点も
押さえておくべきポイントです。

(3)観光地以外の参入は無理

宿泊ビジネスですので、観光資源は重要です。

しかし、事実として全く観光地でないのに
十分に収益を上げている施設がある一方
観光地だから大丈夫!と参入して失敗している施設も多いです。

観光資源が多いほど、来店動機につながりやすいことは確かです。
しかし、グランピングは目的来店がほとんどのため施設内や
施設周辺でゆったりと非日常を味わいたいという方が多いです。

ですので、観光資源がなくとも、
その施設あるいは周辺でどういう体験ができるか?を設計
できれば十分に成功の見込みはあります。

例えば、宿泊先を決める際、
観光地かどうか?よりも施設の食事や水回りの
充実度が決め手という場合が多かったりします。

ですので、水回りの充実や食事での
差別化といった要素で施設の体験価値を上げれば、
非観光地でも集客ができる。という感じです。

(4)もう参入は遅いのではないか

2017年は約50施設でしたが、
ここ3年で施設数は約3倍まで増えました。

私有地であればすぐにでも参入できるため、
テント1~2棟の小さなグランピング施設も含めると
ここ2~3年で施設数はまだまだ増えると思います。

ただし、

参入している半数以上は、小規模の
なんちゃってグランピングであるという点、

グランピングの認知度がキャンプや旅館など
メジャーな宿泊施設に比べまだまだ低い点、

などから施設の規模・提供価値・価格設定
あたりを間違えなければ、まだ十分に
参入余地があるビジネスです。

※加えてグランピング施設で接客の要素は
重視されていない施設が多く
ぱちんこ企業様においては
この点は間違いなく優位に働きます。

また事業設計をきちんと行えば、
3年回収も可能なビジネスである点も、
参入しやすいポイントです。

もちろん、本格的に力を入れて
施設を増やしている企業も増えてきていますので、
参入が早ければ早いほど(≒今年~来年の参入が)
一番成功する可能性が高いことは間違いないです。

(5)専門性が必要

アウトドアのビジネスということもあり、
専門性が求められると思われている方もいます。

実際は、受付と清掃、食事対応が主な業務のため、
経営者が管理だけ行い、運営は全てアルバイトだけで
行っているという施設もあります。

食事をパッケージ化しさえすれば、
あとは、特に難しい業務はありません。

ただし、WEBからの集客がメインとなるため、
WEBの知識が高い人材は必要です。

――――

いかがでしょうか?

今回解説した5点を押さえていただくだけでも、
グランピング事業を正しく認識いただけます。

実際に体験に行かれた経営者様からは、
可能性を感じた!というお声もいただきますので、
新規事業をお考えの企業様は、一度参入を
ご検討いただく価値のあるビジネスと思います。

ご興味がある方は、まずは、実際に体験をして、
ビジネスイメージを掴んでもらうことが一番です。

ただし、施設に行く時間が取れない、
手っ取り早く事業イメージの詳細を掴みたいという方向けに
グランピング事業のポイントを解説した、
オンラインセミナーも開催していますのでご活用ください。
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担当者
コンサルタント
福岡 豪

船井総合研究所入社後、飲食・アミューズメント業に携わり、一貫して販促支援に従事。「行動を促してこそ販促」を合言葉に、船井流現場主義を徹底。数多くの店舗を調査、分析し、成功事例に基づいた提案で数多くの企業の業績アップに貢献している。