【必見!M&Aコラム】ぱちんこ撤退物件300件調査「 その後、どうなった? 」
シニアコンサルタント 奥野 倫充
撤退物件
このメルマガは、
「 ぱちんこ事業の継続か撤退かで、相談できずに悩んでいる経営者様 」
に向けて執筆致しました。
ご一読いただけますと幸いです。
昨年末
「 過去三年間のパチンコ退店物件が、何に転用されたのか? 」
という調査を「 約300店舗 」行いました。
1.
早速、下記、結果をご覧ください。
・同業種転用 17.6%
・他業種転用 28.6%
・廃業 48.9%
約半分の店舗が廃業という結果になっておりました。
が、私の想定以上だったのが
「 パチンコ店以外の、他業種転用されている割合28.6% 」
です。皆様は、この結果、どう感じられましたか?
2.
では、どのような他業種法人様が
パチンコ退店店舗を再活用しているのか?
それが、下記の業種です。
・ドラックストア
・家電量販売店
・自動車販売店
他にも、スーパーマーケット、
レストラン、ホテル、カラオケ店等に転用した事例も見られました。
3.
そして、その次に、パチンコ退店物件を転用されている
他業種法人様にヒアリングをさせていただきました。
経営戦略について一部、簡単にまとめさせていただきます。
【大手中古自動車販売店 A社】
・年間約100店舗ほどの出店戦略を掲げている
・既存ビジネスの拡大として、主力以外のブランドを強化している
【大手ドラックストア B社】
・年間90店舗ほどの出店実績
・専門領域における事業規模拡大
この様に、他業種法人様各社に共通していたのは、
パチンコ退店物件に関しまして
「 非常に興味深く情報を集めておられる 」ことです。
4.
そんな他業種法人が求める
パチンコ退店物件の概要は下記になります。
【駅前立地】
(1)50~300坪の敷地坪数
(2)乗降客数5,000人以上
(3)売買契約より賃貸契約が希望
【郊外立地】
(1)1,000~3,000坪規模の敷地坪数
(2)商圏人口は車15分で最低でも5万人以上
(3)居抜きではなく、更地引き渡し希望法人が多い。
また、賃貸契約が希望
いかがでしたか?
「 ぱちんこ事業の継続か撤退かで、相談できずに悩んでいる経営者様 」
は、上記の様な、ぱちんこ業界のM&A最新状況を知っていただき、
上手にご相談される機会になればと思っています。
またここ数年のM&A支援業務が少しでも皆様の
お役に立てればと思い、「パチンコ業専門M&Aアドバイザリー」を行っております。
特にM&Aの経験はないがこれからM&Aに挑戦したいという法人様には
特に喜んでいただけると思います。
皆様のお役に立てれば幸いです。
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「パチンコ業専門M&Aアドバイザリー」
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過去【М&Aコラム】一覧
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▼「年商200億の老舗パチンコチェーン店は、なぜ、 『好調時』にM&A売却を決断したのか?」
https://funai777.funaisoken.co.jp/consul_column/line20190725/
▼M&A新規出店成功事例ご紹介
https://funai777.funaisoken.co.jp/consul_column/line20210612/
信州大学卒業後、1996年に船井総合研究所に入社。1998年より、パチンコホールのコンサルティング支援に従事。ホール企業、メーカー、販社へのコンサルティング活動を展開中。コンサルティングのビジョンは、パチンコ業界の成長発展に貢献すること。著書は『マルハンはなぜ、トップ企業になったか?』『会社の業績を10倍にする番頭さんの仕事のルール』がある。プレイグラフにて『短期ホール立て直し術』を連載中。プレミアムメルマガを週に一回配信中。