禁煙時代のホール経営【令和元年 特別版】
アミューズメント支援部
GWいかがでしたでしょうか?
、、、と、書きましたが、
ただ「 短期的な過去を振り返っても 」
特に成熟期、安定期のビジネスにおいて、
近未来の業績に活かせることが減りました。
今の時代は「 経営者が未来をデザインする 」ことが最重要。
逆に言うと、経営者が未来をデザインしている企業が好調で、
これまで通り、過去をベースに積み上げ式の経営をしている企業が不調、
大別すると、こう理解していただいて結構です。
(×)過去の積み上げ式 経営・営業
(〇)未来からの逆算 経営・営業
令和に入って、
消費増税、旧基準機撤去、受動喫煙、オリンピック、と
忙しい未来が続きますね。
そうです「 過去に事例がない 」ので、
過去を参考に、積み上げ式で経営をしても
「 良くなることは、ない 」のですね。
経営者は、外部環境の変化を予測しながらも、
ただし「 自社は、どうしていきたいのか? 」
という未来をデザインしてください。
さて、今回「 特別版 」として、
2020年4月に施行予定の
「 受動喫煙防止対策(全館禁煙化) 」に関するレポートをお送りします。
弊社主催、研究会会員様のアンケート結果から、
一部を取り上げて、お送りします。
※研究会会員様には、4月の例会にて、ご報告済み
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Q1:禁煙化、への対策は、いつの時期を考えていますか?
【 所感1】
意外と?多くの企業様が「 2019年度中に 」対応を考えている。
A)2020年4月期日ギリギリに対応する 40.0%
B)2020年1月~3月で対応する 14.3%
C)2019年中に対応する 25.7%
D)一部店舗で先行して対応する 5.7%
E)その他 14.3%
約「 30% 」の企業は、2019年度内に、
先行して実施を計画されている、という結果です。
特に、チェーン展開企業は、1部店舗を実験的に取り組む、
という発想を持たれています。
Q2:試算状況は、次のどれですか?
【 所感2 】
とはいえ、具体的な未来をデザインしている企業は、少ない!?
A)既に、各店舗毎に試算済 11.4%
B)概算の予算を想定している程度 51.4%
C)未着手 31.4%
D)その他 5.8%
80%を超える企業様が、具体的な試算を実施されていません。
まだまだ未確定な案件なので、とりあえず、具体的な条件が
固まった段階で、と考えられている企業が多いです。
Q3:相談先は、どこですか?
【 所感3 】
業界外とか、新規とかに相談している企業は少ない。
A)お付き合い先、施工会社 80.0%
B)新規、施工会社を検討 2.9%
C)知り合い経営者 0%
D)担当コンサルタント 5.7%
E)その他 11.4%
相談先は、これまでの取引先、特に、施工会社が80%。
今のところ、案件が発生するであろう、施工会社に相談している、
という状況です。
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いかがでしょうか?
「 私と同じ感じかな、、、 」という
感想を持たれた方も多いかと思います。
それで「 安心 」するか?「 チャンス 」と捉えるか?
変化のときというのは、この「 捉え方 」と
「 行動スピード 」で、異いが生まれますね。
人間は「 緊急性 」が高くないと動かない性質があります。
逆に言うと、その性質を理解して「 先に 」未来を思考し
続けることです。
モデル調査、異業種事例収集、社内アイデア会議、など、具体的に
行動できることはあります。
未来をデザインして、令和時代に適応した経営を実施していきましょう。
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来年、自ずとやってくる「 全館禁煙化 」の流れを
ただただ、漠然と待つのではなく、
積極的に情報を掴んで「 ビジネスチャンス 」に変えていきましょう。
「 成果の差 」は、行動でしかありません。
「 受動喫煙対策法 」対策の初セミナー
https://sem.funai777.jp/seminar/038523/
REモデルパチンコ経営セミナー
5月15日(水)【東京】
5月30日(木)【オンライン】
6月 3日(月)【オンライン】
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船井総合研究所のアミューズメント支援部。ぱちんこ店舗運営を本業とされている経営者様、ぱちんこ店舗運営からの多角化・撤退をご検討されている経営者様を対象にコンサルティングを展開しております。